最近サボっておりましたBinanceの記事ですが、
PythonのAPIを利用して情報収拾を行う際に、
よく使いそうな関数をご紹介しようと思います。
BinanceのPython APIはこちらからどうぞ。
Pythonのインストールを行なっていない方はこちらの記事を参考に行なってみて下さい。
また、Binanceの自動トレードの記事「準備編」と「実践編」をそれぞれ記事に
まとめてありますので、興味のある方はご覧いただければ幸いです。
実行環境
macOS 10.13.6
python 3.7.0
python-binance v0.6.9
基本的な情報を取得
get_asset_balance(asset)
指定したティッカーの現在自分が持っている通貨の量を取得する。
[コード] balance = client.get_asset_balance(asset='TRX') print(balance) [結果] {'asset': 'TRX', 'free': '0.11900000', 'locked': '0.00000000'} ※「free」は取引に利用できる通貨量、「locked」は注文を入れていたり、 凍結されてしまっている通貨量。
get_all_tickers()
BTCの価格で全てのティッカーの価格を取得する。
[コード] prices = client.get_all_tickers() print(prices) [結果] [{'symbol': 'ETHBTC', 'price': '0.03142900'}, {'symbol': 'LTCBTC', 'price': '0.00824000'}, {'symbol': 'BNBBTC', 'price': '0.00149460'}, {'symbol': 'NEOBTC', 'price': '0.00265500'}, {'symbol': 'QTUMETH', 'price': '0.01610000'}, {'symbol': 'EOSETH', 'price': '0.02450000'}, {'symbol': 'SNTETH', 'price': '0.00016023'}, ...
まあ、正直この2つの関数だけあれば、
作れそうな感じです。
例えば5分足で表示する場合、
- 10秒ごとに一度「get_all_tickers」で全データを取得し、
データベースに保存します。 - ロウソク足の表示には「開始値」、「終了値」、「最高値」、「最安値」の4つが
必要になりますので、それぞれの値をデータベースに保存した情報から
抜き出します。 - あとは、ロウソク足を表示するHTMLを書けば出来上がり!
さいごに
今日ご紹介した内容は以前作成したこちらの「src/step01.py」が参考になると思います。
よろしければご覧ください。
近いうちに今日ご紹介した2つの関数を使って、
簡易的な仮想通貨のチャートサイトを構築してみようと思います。
その後、AIにも興味を持ち始めましたので、
仮想通貨のAIによる自動トレードなど作成してみたいです。
・仮想通貨のチャートサイト
・AIによる自動トレード
上記2点に関して、ある程度作成し終えましたら
また記事でご紹介したいと思います。
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